中国・四国で線状降水帯のおそれ 本州でも要警戒
2日からは沖縄以外でも大雨が降るおそれがあります。気象庁は四国・中国地方に線状降水帯予測情報を発表。

JR東日本は北陸新幹線の東京―金沢間の上下線で、2日夕方頃から遅れや運休が発生する可能性があるとしました。
JR西日本も、JR京都線・神戸線・大阪環状線など、ほぼすべての路線で運転見合わせや遅れが出る可能性があると発表。

関東甲信地方でも、2日午後6時までの24時間に多いところで▼200ミリの雨が予想されていて、気象庁は土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けています。
現場から中継 沖縄本島では7人がけが
小川彩佳キャスター:
沖縄・那覇市から中継で伝えてもらいます。
田久保諭 記者:
私がいるのは那覇市の中心部です。後ろに見えているのが、幹線道路の国道58号です。通常、木曜日の午後11時ごろは非常に交通量が多い道路ですが、1日は台風の影響もあり、非常に交通量が少なくなっています。

台風2号は、夕方頃に暴風域がなくなりました。現在は雨風ともに落ち着いている状況ですが暴風域がなくなった後も非常に強い雨、そして風が吹き付けることもありました。沖縄本島地方へは暴風警報が発表されたままとなっています。
沖縄本島では夜になって、最大瞬間風速32.9メートルを観測。これまでに、風にあおられるなどし、合わせて7人がけがをしています。空の便では2日も約160便の欠航が決まっている他、19の市町村で小中学校の休校が既に決まるなど影響が長引いています。