6月1日から電気料金や食料品の値上げが行われます。
家計への圧迫はいつまで続くのでしょうか?
6月も値上げラッシュ 電気代は900円近く値上げ

熊崎風斗キャスター:
家庭向け電気料金は大手電力7社が6月使用分から平均15%~40%前後の値上げになります。
・標準的な家庭の電気代の場合(東京電力は平均15.9%値上げ)
先月:6809円
6月:7690円
→900円近くの値上げ

電気料金の値上げは映画館にも影響が出ています。▼「TOHOシネマズ」は6月1日から ▼「東映」は6月16日から、一般料金が1900円→2000円になります。
井上貴博キャスター:
起点となっている国際情勢や原油価格を考えると我々は何もできない。この先もまだ値上げは続いていくのかなと。
若新雄純 慶応大学特任准教授:
経済の仕組みを俯瞰して考えると、値上げ自体は「循環することが必要」、つまり買うだけではなく、買い手の収入も上がっていくから支出も上がり、全体が盛り上がることだと思います。
政治的リーダーが「企業も先を見越して給料を上げていこう」「収入も増やしてこの値上げを盛り上げていこう」と切り替えないと、家計が苦しいだけになります。それができるかどうかの瀬戸際にきていると思います。