■日本陸上競技選手権大会 2日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)

8月19日に開幕する世界陸上ブダペストの代表選考会の日本選手権、2日目。男子3000m障害・決勝では3連覇のかかる三浦龍司(21・順大)が8分21秒41で優勝し、3連覇を達成した。すでに世界陸上の参加標準記録(8分15秒00)をクリアしているため、内定条件の3位以内に入り、2大会連続で世界陸上代表に内定した。

2日前の会見で三浦は「世界陸上を決める大事な舞台。いい緊張感と自分のやりたい走りをしっかりやっていくことが目標です」と話し「自分の行きたいステージに行くためには、勝ち続けないといけない。勝ちにこだわるという自分の考えは変わらない」と強い気持ちを口にしていた。

序盤から自分のペースでリズムよく障害を乗り越えていきトップをキープ。終始レースを引っ張り、最後の1周はハードルに足をかけずに飛び越えた。最後の水郷では少しバランスを崩したが、タイムを気にすることなく余裕を持って8分21秒41でゴール。2大会連続の世界陸上代表を内定させた。

世界陸上オレゴン代表の青木涼真(25、Honda)はハードルで転倒し7位に終わった。