「線状降水帯発生」情報

大型の台風2号と前線の影響で、四国のほかに近畿と東海、関東甲信地方でも今後、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるなど、気象庁は明日にかけて西日本から東日本にかけての広い範囲で土砂災害や洪水などへの警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、前線に向かって台風からの非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となっています。

このため、線状降水帯発生情報がけさ発表された四国と近畿では今夜にかけて、東海では午後から明日午前中にかけて、関東甲信でも今夜から明日午前中にかけて、それぞれ線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象庁は明日にかけて、西日本から東日本にかけての広い範囲で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。(2日・午前11時現在)

関東の天気

日中の気温は1日より低い所が多いものの、関東から西は25℃前後で湿度が高く、蒸し暑く感じられるでしょう。こまめな水分補給を心がけてください。3日は天気の回復する所が多くなりますが、関東は昼ごろにかけても雨が続きそうです。日曜日は関東も晴れ間が戻り、各地とも暑くなるでしょう。