JR東日本盛岡支社は大湊線や津軽線などで観光列車として活躍してきた「リゾートあすなろ」の運行を8月20日で終えると発表しました。車両は改造され新たな観光列車に生まれ変わります。

JR東日本は1日会見を開き「リゾートあすなろ」の最終運行日が8月20日になったと発表しました。「リゾートあすなろ」は東北新幹線の新青森開業にあわせ2010年12月に登場しました。蓄電池と発電用のディーゼルエンジンから電力を供給して走るハイブリッド車両として東北の在来線で初めて導入され、車内のモニターに観光情報などが流れる観光列車として活躍してきました。

JRによりますとラストラン当日は新青森駅を出発し、蟹田・青森・大湊を経由して八戸に到着するデビュー当初のコースを再現するということです。「リゾートあすなろ」は今年の冬頃から青森と岩手を運行する「陽旅」と来年春頃から宮城などで運行する「SATONO」として新しい観光列車に改造されます。