「保険料の還付があります」などと市役所職員を名乗る男から電話を受けた三条市の60代女性が、相手が指定する口座に現金約50万円を振り込んだものの、“入金事務停止時間帯”で実際には振り込まれずに被害を免れた特殊詐欺未遂事件がありました。

警察によりますと5月31日、三条市に住む60代女性の自宅の固定電話に市役所の職員を名乗る男から電話がありました。男は電話口で「保険料の還付があります。金融機関のATMでも手続きができます」などと話したということです。

女性は金融機関に出向き、携帯電話で男の指示を受けながらATMを操作して、男が指定する口座に約50万円を振り込みました。その状況を見ていて不審に感じた金融機関の職員が指摘し、特殊詐欺にあったことが分かりました。

警察によりますと、振込先の銀行が“入金事務停止時間帯”だったため、被害を免れたということです。

警察は、「市役所等から『介護保険料の払い戻しがある』などと言われても、『ATM』でお金が戻ることはない」としていて、詐欺が疑われる電話は『自宅の固定電話』にかかってくることが多いため、『留守番電話の設定』にしたり、『防犯機能付き電話』を設置したり対策をしてほしいと呼び掛けています。