佐久市の指定管理施設である高齢者施設で職員が利用者に性的虐待などを行っていたことが分かりました。

虐待があったのは佐久市望月(もちづき)の特別養護老人ホーム結いの家(ゆいのいえ)です。

市によりますと指定管理者の社会福祉法人望月悠玄(もちづきゆうげん)福祉会の職員1人が2022年、利用者1人に対して、介護をする際に不必要に体を触る性的虐待を行いました。

また、今年3月までに同じ利用者に複数回にわたって侮辱的な発言をしたり、そのほかの複数の利用者に対し名前をちゃん付けやあだ名で呼んだりするなどの心理的虐待も行っていたということです。

今年3月、法人から報告を受けた市が聞き取り調査を行い発覚しました。

市は法人に対し、改善計画の提出や市への通報を徹底することなどを求めたということです。

※写真は佐久市役所