ウクライナの首都キーウで、ロシア側によるミサイル攻撃があり、迎撃した際の破片が落下するなどして3人が死亡しました。

キーウ市当局によりますと1日、ロシア側のミサイル攻撃がありました。すべて迎撃したということですが、落下した破片により、医療施設や集合住宅に被害が出ていて、市長は、子ども2人を含む3人が死亡、14人が負傷したとしています。

一方、ゼレンスキー大統領は、前の日、南部オデーサ州の病院を訪問し、東部の要衝バフムトをめぐる戦闘などで負傷した兵士や医療スタッフらを激励。また、大規模な反転攻勢への意欲を示す中、州の高官や軍関係者らと会議を行い、「オデーサ州は南部、そしてウクライナ全体の安全保障の柱の一つ」だとして、重要性を強調しました。