雲上の楽園の景色をお届けします。岩手県八幡平市と秋田県にまたがる八幡平(はちまんたい)が1日、山開きしました。登山者は人気の「ドラゴンアイ」など絶景スポットを楽しみながら頂上を目指しました。
午前10時、八幡平山頂レストハウスに岩手・秋田両県の関係者40人が集まり、山開き式が行われました。

登山隊は青空のもと、残雪を踏みしめながら山頂を目指しました。
道中には雪が解けた鏡沼(かがみぬま)が竜の目のように見える「ドラゴンアイ」も現れます。
比較的気軽に登れる百名山として知られる八幡平。登山開始からおよそ30分で標高1613メートルの山頂に到着です。八幡平市の翌檜(あすなろ)山岳会と秋田県の鹿角市山岳会の代表がピッケルを交換し、バンザイをして山開きを祝いました。

(翌檜山岳会 村上伸男代表)
「きょうは天気も良く晴れ晴れとした気持ちです。白と空のブルーと緑のコントラストが冴えていい」
天候にも恵まれ、賑わいの季節を迎えた八幡平。すっかり人気スポットとなったドラゴンアイには多くの人が訪れ、写真を撮りながら季節限定の絶景を楽しんでいました。

(訪れた人は)
「初めて見たんですけどとってもきれいでした。エメラルドグリーン。やっぱり“開眼”しているところを見たいです」
ドラゴンアイは6月上旬まで楽しめるということです。