気象庁によりますと、東シナ海から日本の南には前線が停滞、3日にかけて西日本から東日本に停滞して、前線に向かって台風からの非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、あす(2日)にかけて前線の活動が活発となる見込みです。
このため、南西諸島では、台風本体の雨雲によりあす2日にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、西日本や東日本では3日にかけて大雨となり、前線の活動が活発となる2日には非常に激しい雨が降る所があるでしょう。
あす2日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州南部 200ミリ
東海地方、近畿地方、四国地方、九州北部地方、
奄美地方、沖縄地方
150ミリ
北陸地方 130ミリ
中国地方 120ミリ
3日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
関東甲信地方、東海地方、四国地方
200から300ミリ
近畿地方 100から200ミリ
九州南部 100から150ミリ
北陸地方、中国地方、九州北部地方、沖縄地方
50から100ミリ
となる見込みです。
南西諸島から東日本の広い範囲で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。













【画像】は、6月1日午前7時40分~午後7時までの、1時間おきの雨雲レーダーです。◎印はRSK山陽放送がある岡山市北区です。

向こう14時間の雨雲レーダーは、TBS NEWS DIGアプリでご覧いただけます。
気象庁は、土砂災害、浸水害、河川の増水、落雷、突風など、今後発表される防災気象情報に留意するよう呼び掛けています。