岸田総理は、働いているかを問わず、誰でも時間単位等で柔軟に利用できる「こども誰でも通園制度」について、「速やかに全国的な制度とすべく、2024年度から制度の本格実施を見据えた形でモデル事業を実施したい」と表明しました。
視察先の千葉県松戸市で記者団の質問に答えました。
これに先立ち、岸田総理は、子育て支援施設を訪れ、子育て中の母親や父親、子育てを支える保健師らと意見交換をしました。
岸田総理
「楽しいときにお邪魔してわるいねえ~」
この施設では子どもの遊び場、一時預かりから専門員への子育て相談、仕事や勉強などができるコワーキングスペースも完備されています。
少子化対策を最重要政策に掲げる岸田総理は、これまで全国の子育て支援施設の視察や子育て当事者と6回にわたって意見交換をしてきました。
岸田総理
「それぞれのこの生活の中で、あれがあったらいいなとか、こう思うんだけどという思いがあれば、率直に聞かせていただければと思って来ました」
越智淳吉さん(40)
「パパのサークルというのを参加させていただいていて、地域の方と連携して流しそうめんをしたりですとか、餅つきをしたりとか、そういうイベントをするようなサークルをしておりました。そういうところでこういうことがあったよっていうのを吐き出すと、全然違うんですね」
小川かおりさん(33)
「やはり子どもが病気を持って生まれて現実を受けいれるのはとても時間かかりましたし、もうまさに孤独という状態でした。なかなか医療的ケア児の預け先がないんですけども、保育園に預けることができて、それでたくさんの方に理解いただいて、それで保育士として社会復帰できたことです」
松戸市職員(保健師)・向後裕美子さん(40)
「苛立ちが多くて、子どもに当たってしまう、夫婦げんかをしてしまうなど、様々なご相談が入ります。時にはその背景にですね、保護者さんの職場環境が影響していることがあります。たとえば長時間労働による身体的な負担、休みの取りにくい職場の雰囲気です。時間的な余裕のなさというのは、育児家事への負担感を増すことになりますし、子どもと関わる時間も奪ってしまいます」
金光明日香さん(34)
「結構、保育園の事件とかニュースが結構出ているので、そういうのとあわせて考えちゃうと結構不安な気持ちが大きくて預けることに対して、ちょっと抵抗があったりとかしたんですけど、コワーク使ってると、このような空間なので声がずっと聞こえているんですね。『今泣いてるな』とか『今遊び始めたな』とかわかるので、本当に安心して預けることができました」
岸田総理
「都市型の子育て支援やっぱり多様な生き方に対応しないとならない。多様なニーズに応えられるっていうのが一つのポイントになるんじゃないかな」
きょう夕方に開かれる、こども未来戦略会議では、政府の「異次元の少子化対策」の具体的方向性を示した“方針案”が示されますが、岸田総理が創設を表明した「こども誰でも通園制度」も盛り込まれています。
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