台風2号が北上しています。気になる前線の動き、今後の雨などについて気象予報士の井上陽子さんとお伝えします。


大型で強い台風2号は31日午後3時現在、宮古島南約290キロの海上にあって北北東に1時間に10キロで進んでいます。中心気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル。最大瞬間風速は50メートルです。

気象予報士の解説 井上陽子さん:まずこちら。衛星画像では画面下に見えてきた渦を巻いた雲が台風2号、西日本の帯状の雲が梅雨前線です。北陸地方のすぐ南に梅雨前線なんですね。このあと梅雨前線が北上し、台風2号も北上してくるので、注意が必要です。


スピードがゆっくりで、このあと沖縄本島に近づくのが、今週金曜の6月2日。そのあと、進路を少し北東に変えて、日曜の4日午後3時、予報円の北側を通ると、けっこう日本に近づきます。


予報円の北側を通ると、かなり日本に近づきます。そうなると、影響は大きくなりそうです。予報円が大きいので、なんとも言えませんが、天気図を見ると、30日(火)は南に下がっていた梅雨前線が、2日(金)になると、北上してきます。


台風もやってきます。今週月曜には北陸地方も梅雨前線でまとまった雨が降りましたが、2日(金)は、台風があることで、さらに前線の活動が活発になります。
