地域をあげて脱炭素社会に取り組もうと、二酸化炭素を出さない水素で発電した電気で走る小型トラックを福島県いわき市の6つの企業が導入しました。

関根佑記者「こちらが今回導入された水素を燃料に活用したトラックです。この部分に水素がたまるということです」

いわき市の運送会社など地元企業6社が導入した、水素燃料電池小型トラック。走る時に二酸化炭素を出さないため、従来のトラックに比べて年間の二酸化炭素排出量が10トンから15トン程度減らすことができるということです。

地方の複数の企業が一緒に水素トラックを導入するのは全国で初めてで、地域全体の取り組みとして脱炭素社会に向けた動きが加速しています。

根本通商 根本克頼社長「取り組みがいわきからスタートして全国に数多くある30万都市の脱炭素社会を目指すアクションのスタートになればいい」

いわき市の企業には、今後、およそ20台の水素トラックが導入される予定です。