水素トラック普及へ リース費用の一部補助も

走る時にに二酸化炭素を出さない、水素を燃料に活用したトラックについて詳しくみていきます。

福島県内では、県と複数の自動車会社が出資して作られた「CJPT」という技術開発会社が連携して、水素トラックの普及を進めています。水素トラックが普及していくことで二酸化炭素の削減など、環境に配慮した水素社会の実現を目指しています。

そのため、県では普及に向けて、事業者が水素トラックをリースする際、費用の一部を負担しています。また、CJPTによりますと、現在、郡山市といわき市で水素トラックが走っていて、それぞれ郡山市で5台、いわき市で3台のあわせて8台が走っているということです。

今後は県とCJPTが2025年度までに60台に増やす計画を立てています。県の担当者は「水素社会の実現に向けて補助金の制度の周知に努め、引き続き水素トラックを普及していきたい」としています。