長野県内の4月の有効求人倍率は1.48倍で13か月ぶりに1.5倍を下回りました。

長野労働局は雇用情勢は「堅調に推移」と1年ぶりに表現を修正しています。

長野労働局によりますと県内の4月の有効求人倍率は前の月を0.03ポイント下回る1.48倍でした。

有効求人倍率は1.6倍だった2022年11月を境に低下傾向で、1.5倍を下回るのは2022年3月以来です。

長野労働局は雇用情勢について「着実に改善」から「堅調に推移」と1年ぶりに表現を修正する一方、「悪化とはとらえていない」としています。

■長野労働局・久富康生局長
「前年がコロナから回復した状況で、求人を控えていたところが急に求人を出してそれが落ち着いてきたというイメージじゃないかと思います」

エネルギーや資材などの高騰から求人を控える動きもあるということで長野労働局では雇用への影響を引き続き注視する必要があると指摘しています。