台風や大雨のシーズンを迎え大分市で30日、川の増水や道路の冠水を想定した救助訓練が行われました。
この訓練は水害や水難事故が発生した際の救助技術の向上を図るため、大分南警察署が毎年この時期に実施しています。訓練は川が増水して対岸に逃げ遅れた人が取り残されていることを想定して行われました。参加者4人がゴムボートに乗って川を渡り、孤立した人を救助しました。
また、道路が冠水し水没した車の運転手をハンマーを使ってリアガラスを割り救助する訓練も行われました。警察では、大雨や台風のシーズンに向けて、緊急の際はためらうことなく110番通報して救助を求めてほしいと呼びかけています。