海外との交流を深めようと、台湾の小中学校の校長などが長野県池田町の小学校を訪れ、授業を視察しました。

池田町の会染(あいそめ)小学校を訪れたのは、台湾南投県(なんとうけん)の小中学校の校長などおよそ20人の視察団です。

一行は、大北地域の自治体などでつくる実行委員会の招きで29日に来日し、さっそく1年生の授業を視察しました。

この学校では、「肥後守(ひごのかみ)」と呼ばれるナイフで、児童が鉛筆を削る伝統がおよそ40年間続いていて、台湾の校長先生たちは、器用に使いこなす子どもたちの様子を興味深そうに見守っていました。

■台湾の小学校の校長
「かわいいかわいい FOR ME お土産!」

■会染小学校野田久美子(のだくみこ)教頭
「ゆくゆくは国際交流という視点で子どもたちが行き交うような可能性はとても素敵なことだと思いました」

視察団の一行は31日まで滞在する予定で、実行委員会では今後、子ども同士の交流の推進や、修学旅行先としての誘致を図っていくことにしています。