■MLB ホワイトソックス 4ー6 エンゼルス(日本時間30日、ギャランティード・レイト・フィールド)

エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地のホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4打数無安打1死球2三振で打率は.263、今季初の死球を受けた。

前日29日(日本時間)は今季初の1試合3三振に倒れた大谷、ロサンゼルスからシカゴへ約2800キロ移動して25試合連続スタメン出場。試合前にはベンチでコーチに背中を叩いてもらい気合を注入してもらった。

13打席ぶりにヒットを放った赤いバッティンググラブを付けて迎えた1回の第1打席、動くボールが持ち味のホワイトソックス先発、M.コーペック(27)、1球目、95マイル(152キロ)のストレートが右ひざの下を直撃。今季初の死球に大谷も大きな声をあげ、1塁ベンチ前まで飛び跳ねながら痛みに耐えていた。

4-1と3点リードして迎えた2回、2死二、三塁と追加点のチャンスで第2打席、第1打席で死球を与えておりコーペックも外角中心の攻め、カウント3-1から外角高め153キロのストレートを打っていたがサードフライ。

4回、2死一塁で迎えた第3打席、白いバッティンググラブで打席に入った大谷、2球目153キロのストレートをファウル。3球目の151キロも空振りと球数が80球近くになり球威も落ちてきているコーペックの球を捉えることが出来ない。カウント1-2と追い込まれると5球目、内角低め141キロのスライダーに空振り三振に倒れた。

4-3と1点リードの7回、第4打席、ここも白いバッティンググラブで打席に入ったがホワイトソックス3人目、K.ミドルトン(29)の153キロのストレートに振り遅れ空振り。カウント1-2と追い込まれ5球目、144キロのチェンジアップに2打席連続の空振り三振となった。

8回、2死一、三塁で迎えた第5打席、ホワイトソックスの4人目、ステージ4の癌を克服し、この日メジャー復帰登板となったL.ヘンドリックス(34)と対戦。大谷は1球目、高め154キロのストレートを振らされると3球目の153キロのストレートも空振り。4球目、ボール球のストレートに手を出しショートゴロに終わった。この試合、ストレートの空振りが5個、ファウルが2個とストレートにアジャスト出来なかった。大谷は4打数無安打1死球2三振で打率は.263、チームは連敗を3で止め、貯金を3に戻した。