■MLB ヤンキース 10ー7 パドレス(日本時間29日、ヤンキー・スタジアム)
パドレス・ダルビッシュ有(36)が敵地でのヤンキース戦に登板。2回2/3で63球を投げ被安打7、被本塁打1、奪三振2、四死球0、失点7(自責点7)で防御率は4.61、今季最短での降板となってしまった。
ヤンキー・スタジアムではレンジャーズ時代、2017年6月24日(日本時間)に田中将大と投げ合って以来、約6年ぶりのマウンドとなったダルビッシュ。
1-0とリードした1回、1死で迎えるはメジャー最高の打者2番・A.ジャッジ(31)、カウント1-1から147キロのカットボールが高めに入ってしまいレフトスタンドへア・リーグ本塁打単独トップに立つ15号同点ソロを浴びた。その後は3番・A.リゾー(33)を151キロのシンカー、4番・DJ.ラメイヒュー(34)も153キロのシンカーで連続三振、最少失点に留めた。
3-1とパドレスリードで迎えた3回、ダルビッシュは先頭の8番・K.ヒガシオカ(33)に2ベースを打たれると9番・A.ボルビー(22)にセンター前へタイムリー、1番・G.トーレス(26)にもセンター前とヤンキース打線が早いカウントから攻撃を仕掛け3連打を浴びた。ここで迎えるのが2番・ジャッジ。カウント0-1から154キロのシンカーをレフト前へ弾き返され同点タイムリー、さらに4番・リゾーにもタイムリーを浴びてダルビッシュは5連打で4失点。その後、2死を奪うが6番・W.カルフーン(28)にもタイムリーを打たれ5失点。ダルビッシュは2回2/3で降板となった。
ダルビッシュの後を受けた中継ぎもヤンキース打線を止められずこの回だけで7失点。ダルビッシュは2回2/3で63球を投げ被安打7、被本塁打1、奪三振2、四死球0、失点7で防御率は4.61、今季最短での降板となってしまった。降板後はベンチ座り、長い時間をかけてタブレットで自身のピッチングを確認していた。