天皇陛下と長女の愛子さまがきょう午後、宮内庁楽部による雅楽の定期演奏会をそろって鑑賞されました。

陛下と愛子さまは午後2時半ごろ、皇居内の宮内庁楽部に到着し、会釈をして着席されました。

宮内庁楽部の楽師が演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定されていて、毎年、春と秋の2回演奏会を開催するほか、園遊会などの行事でも披露されています。

陛下と愛子さまがお二人で雅楽を鑑賞されるのは初めてです。

陛下と愛子さまは伝統楽器や舞の所作などについて説明を受けながら鑑賞し、愛子さまはときどきめがねをかけて舞台を熱心にご覧になっていました。陛下と愛子さまは「楽しく聴かせて頂きました」と感想を述べられたということです。