5月25日までの公開196日間で、観客動員数1110万人、興行収入147.3億円を突破している新海誠監督3年ぶりの最新作「すずめの戸締まり」が27日、劇場終映日を迎え、東京・有楽町のTOHOシネマズ日比谷で「最後の戸締まり」と銘打った舞台挨拶が行われました。イベントには新海監督をはじめ、ヒロイン・岩戸鈴芽役の原菜乃華さん、宗像草太役のSixTONES・松村北斗さんが登壇しました。新海監督は、“はじめましての方も、ご無沙汰の方もいると思いますが、なのちゃんとほっくんと3人で、久々にこの場に立てることがうれしいです”と挨拶。
原さんは、“終映の日にこんなにたくさんの方が劇場に足を運んでくれて感謝しかないです”と喜び、松村さんも、“きょうで終わりというのはさみしいけど、僕らも皆さんも悔いの残らないように、最後に大きな思い出が作れればと思います”と挨拶し、会場を沸かせました。
司会者から、“久しぶりの再会ですか?”と聞かれた新海監督は、“実は先週、是枝(裕和)監督の「怪物」の試写に(松村さんと)一緒に行き、ちょっとお茶をして、デート的なことをして…申し訳ないなと…”と照れ笑いすると、会場から羨望の眼差しが。また、原さんについては、韓国でのキャンペーン以来で、すごく久しぶりながらも、“いろんなところでお目にかかるので、僕的にはあまり久々感はありません”と話すと、原さんは“風の噂で、すごくチェックしてくださっていると聞き、うれしいです”と喜びの表情。さらに新海監督は、“どこにいても可愛らしい”とほめると、原さんは、“ほめ殺しを久しぶりに聞けてうれしい”と大喜びしていました。
またこの日、ちょうど1年前に何をしていたか新海監督が製作日誌を見返してきたところ、“原さんに鈴芽役をお願いしていました。サプライズで、ほっくんにも付き合ってもらって”と明かすと、原さんは“懐かしい~、早いですね、1年”と振り返ると、松村さんも、“あっという間はあっという間なんですけど、すごく詰まっているから、ものすごく懐かしさはありますね”と感慨深げに語っていました。
この日は、本編の後日談として、新海監督が書き下ろした特別ストーリーをキャストが生アフレコで披露するコーナーも行われ、劇中では神木隆之介さんが演じる草太の友人・芹澤朋也を新海監督が代演するサプライズ演出もあり、会場に駆けつけたファンを喜ばせました。アフレコを終えた原さんと松村さんは、“久しぶりに鈴芽に会えた”“草太さんに会えた”と、作中の世界観を愛しそうに噛みしめていました。
【担当:芸能情報ステーション】














