気象庁によりますと、大型で強い台風2号は5月31日午後9時現在、沖縄の南の海上を1時間に約10キロの速さで北北東に進んでいます。

中心の気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から165キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

また、中心の南側700キロ以内と北側440キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

この後、北北東にゆっくりと移動、2日以降、今後東寄りに進路が変わる見込みだということです。大阪管区気象台によりますと、過去5月に最も発達した1971年の台風5号(最低気圧890hPa)の記録に次ぐ、大型で強い勢力となっています。