島根県は20日、吉賀町内で発見された死亡した野生のイノシシが、伝染病の「豚熱」に感染していたと発表しました。

県内では初めての確認ですが、中国地方では今年3月に、山口県と広島県で野生のイノシシに感染が確認されていました。

島根県は、県内の養豚場などで飼われているブタやイノシシに対してワクチン接種を完了しており、発生リスクは低いとしながらも、養豚場で発生させないことが重要として、野生動物の侵入を防ぐフェンスの緊急点検など、防疫対策を再度徹底するよう指示しました。