ブラジルのルラ大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。ウクライナの和平に向け仲介を行う準備があると伝えたとしています。

ルラ大統領は26日、ツイッターでプーチン大統領と電話会談を行ったと発表し、来月、ロシアで開催される国際経済フォーラムに招待されたものの断ったことを明らかにしました。

一方で、中国、インド、インドネシアとともにウクライナ問題の平和的解決に向けて、ロシア、ウクライナ双方と話し合う準備ができていると伝えたとしています。

ルラ大統領は、先月、ブラジルを訪れたロシアのラブロフ外相と会談をしたほか、「欧米諸国は戦争を助長している」と発言するなど、ウクライナ問題ではロシア寄りの立場を取っているとみられています。