中野市で4人が死亡した立てこもり事件で、現場に居合わせ、最初に刺された女性の救助にあたった男性が、緊迫した現場の状況を証言しました。

「人が刺されたということで私がとんで行って、救急車を呼んでくれということなので救急車を呼んだ。(刺された女性は)もう顔面蒼白で意識がなかった。救急隊員から(心肺蘇生を)やってくださいということなので極力やってみますということで(やった)」

(心肺蘇生をしている時は容疑者はいなかった?)「いない。で、パトカー来てよかったなと思った。パトカーとまる、そこに容疑者が銃口を向けて打つ構えをしはじめて、逃げろということで、(第一発見者と)2人で10メートルくらい逃げたところで一発ドンと打って。また5~6メートルくらいいったところでバンと(聞こえた)。それでで2発。(容疑者は)笑っているように見えた」

(ふだんの容疑者については…)
「面白いこと話すとか、今の若い子たちと一緒になって話すとか、飲みに行くとか、そういうことがちょっと苦手な子だった」(人間関係のトラブルは?)「ない」(家族内でも?)「ないと思います。大きな声で騒ぐとかキレるとかそういうのは今まで見たことない」