線状降水帯 予測的中率は低くても結果的には大雨に
加藤キャスター:
線状降水帯の予測について、先ほどとは別に去年の6月から運用されているものがあります。

気象庁 線状降水帯予測情報
・スーパーコンピューター「富岳」を活用して予測
・線状降水帯が発生する半日~6時間前までに発表する予測情報
・全国11の地方単位で発表
→去年、発表13回のうち、線状降水帯発生は3回、的中率約23%

線状降水帯予測の「的中率」について國本未華 気象予報士は「線状降水帯が発生しなかったとしても約6割の確率で結果的に大雨となっている。ある程度の範囲で大雨となる予想は出来ている」と言います。やはりこの情報が出たら注意すべきであることがわかります。
ホランキャスター:
仮に線状降水帯にならなくても、大雨の概念が私達が思う大雨を超えてきているので、こういった情報で、もし発生しなかったとしても万が一の対策をとるのは大切ですね。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
万が一が起こってからでは遅いので、的中率が低いとは思わずに僕自身も必ず対処しようと思います。
井上キャスター:
線状降水帯予測ができるのは、世界広しと言えど日本ぐらいしかない。大変高い技術であることは間違いありませんので、ぜひ、皆さまにご協力いただければと思います。