岸田総理はスリランカのウィクラマシンハ大統領と会談し、経済危機に陥ったスリランカの債務問題をめぐり、透明で公平な債務再編の重要性を確認しました。

岸田総理
「貴国は日本にとり、自由で開かれたインド太平洋=FOIPの実現のための重要なパートナーです。本日は両国の包括的パートナーシップのさらなる発展に向けて議論をしていきたいと思います」

会談は総理官邸でおよそ25分間行われ、中国が借金漬けにして影響力を強めるいわゆる“債務のわな”に陥っていると指摘されるスリランカの債務問題が焦点となりました。両首脳はすべての債権国が参加する透明かつ公平な債務再編の重要性について確認。

ウィクラマシンハ大統領は債務再編協議での日本の貢献に謝意を示した上で、11月までには協議が終了するとの見通しを伝えました。