県外で活動する青森県民をご紹介します。人生の転機となったその時、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーはむつ市出身の起業家・福嶋次郎。企業のプロモーションや飲食店のコンサルティング、さらには11月にフレンチダイニング店を東京大田区にオープンして経営している。

起業家の福嶋次郎さん
malus fantastica (マルスファンタスティカ) (東京都大田区西蒲田)

「照れ隠しで笑いを取ろうとする」引っ込み思案の末っ子の夢はミュージシャン

3人兄弟の末っ子だった福嶋は引っ込み思案なところがありながらも、お笑いが好きなユーモアのある子供だった。

福嶋
「小ボケとか、そういう自分でもできるようなボケは習得してきたかもしれないですけど。照れ隠しで笑いを取ろうとするような姑息な子供でしたね。」

「照れ隠しで笑いを取ろうとするような姑息な子供でしたね」と語る福嶋さん

野球や短距離走が得意だった学生時代。次第にその興味は音楽の方へ…

福嶋
「高校のときに軽音楽部をやっていて。当時は布袋寅泰さんがすごい好きで、ずっと布袋さんの真似をしていた感じ。」

ミュージシャンという夢を抱きながらも高校卒業後、大学進学のために上京する。

学生時代の福嶋さん
夢はミュージシャンで布袋寅泰さんの真似ばかりしていたという