宮本容疑者は、叔母の貸しビル会社への入社を断られ、そのあとに叔母は入院 今も意識不明

---今、黙秘を続ける宮本容疑者について、先ほど警察の発表で新しいことがわかってきました。
叔母の財産を得る目的等で殺害を考えたかという発表です。動機は財産目当てと見られるということです。叔母が営む貸しビル業の会社に入りたいと再三容疑者が申し込んでいましたが、叔母は拒否をしていたということです。叔母が入院した2020年7月から1年5ヶ月ほどで、合計5000万円が引き出されている、そのうち3000万円を引き出した口座のキャッシュカードは、容疑者が保持しているということです。今回、叔母の症状が筋肉痛やけん怠感、消化器の障害、脱毛を発症していた、これらがタリウムの摂取とみて捜査が開始されたということです。
---こういった症状はいわゆる典型的なタリウムの症状であるということは言えるわけですか。
(雨宮正欣氏)全てが全て典型的というわけではなく、タリウムならばこういう症状が起きるということです。脱毛は結構典型的な症状だと思いますけども。
---今後の捜査のポイントは?
(雨宮正欣氏)タリウムの入手経路、それからどのように被害者にタリウムを使用したかということです。それと、女子大生の事件と今回の事件の関連性です。残念ながらタリウム同士を比較して同じタリウムであるかどうかはわからない。ですからそれ以外の方法で何らかの関連性を捜査することは重要になってくると思います。














