日本人の健康寿命をのばすために、新しい目標が6月に決定します。その中身を詳しくみていきます。
塩は何グラムまで?健康寿命伸ばす新目標「健康日本21」とは?

上村彩子キャスター:
視聴者の皆さんも意識しているでしょうか?日本人の健康寿命を延ばすために、新しい目標が6月に決定します。その名も「健康日本21」です。
厚労省が定めた国民の健康づくり計画で目標は国民の健康寿命を延ばすことです。この健康寿命というのは、平均寿命とは違うものです。

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことで、男性は平均寿命81.41歳。健康寿命は72.68歳。女性は、平均寿命87.45歳で健康寿命が75.38歳です。この健康寿命を延ばしていきましょう、という計画です。

細かく数値が決められています。高血圧の予防などにも役立つ、食塩の摂取量です。食塩の摂取量は一日あたり、現状10.1g、目標は7g未満です。
どれぐらいかといいますと、こちらに塩を用意してみました。ぱっと見た感じでは、そんなにわからないかも知れません。小さじ一杯が6gほどになるので、それよりちょっと多いのが7g。
実際に見てみると、ここから使えば、1日の塩の量はわかるかもしれませんが、なかなかそれは難しいですよね。ということで…目安となる数値を見てみましょう。