4月の大分県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は、外国人客の回復基調が続き、前の年からおよそ3万5000人増加しました。
県の観光統計調査によりますと、4月に県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は31万5000人余りで、去年の4月と比べおよそ3万5000人増加しました。30万人以上は9か月連続でコロナ禍前の2019年4月と比べても75パーセント近くまで戻っています。
内訳では新型コロナの影響が落ち着いていることから県外の関東や近畿からの客が増加傾向です。また回復傾向が続く外国人客が前の年から5万8000人余り増加しています。出発地別では韓国からが最も多く3万3000人余りで香港や台湾と続くとともに大幅に減少していた中国からの客も回復の兆しが見られています。