遺体の写真から生前の似顔絵を描く、復顔法と呼ばれる技術を学ぶ講習会が宮城県警本部で開かれました。

講習会には、県内の警察署から選ばれた警察官11人が参加し、県警の鑑識技能伝承官、安倍秀一さん73歳が講師を務めました。

安倍さんは東日本大震災で、身元がわからない遺体99人の似顔絵を作成し、このうち25人は、安倍さんの似顔絵がきっかけで身元判明につながりました。

講習会では、震災の身元不明遺体の実際の写真が使われ、参加者が、骨格や目と鼻の位置などを頼りに、傷跡がない生前の姿を描いていきました。

鑑識課の警察官(29):
「自分たちが描いた似顔絵を公表して多くの情報を得られるように、うまく似顔絵を描いていきたい」

県警鑑識技能伝承官 安倍秀一さん:
「普段からよく観察しながら、自分のものにしていってもらえればと思います」

県警は、復顔法と呼ばれる似顔絵作成の技術を向上させようと、震災翌年の2012年から毎年、この講習会を開いています。