人形を通じた日米友好の取り組みを続けるアメリカ人の夫妻が長野市の小学校を訪れ、子どもたちと交流しました。

城山(じょうやま)小学校を訪れたのは、アメリカ人のデニー・ギューリックさんと、妻のフランシスさんです。

懸け橋となったのは、9年前に夫妻が学校に贈った青い目の人形・ジョアンナさん。

人形を贈る取り組みは、日本人移民の排斥によって関係が悪化した日米の友好を目指して、宣教師だったギューリックさんの祖父が、昭和2年=1927年に始めたものです。

当時も城山小学校に1体が贈られていて、夫妻は、これまでの経緯をまとめた子どもたちの演劇の映像を鑑賞し、「友好がずっと続いてほしい」と話していました。