生態系に影響を及ぼす外来植物の問題や駆除の方法を学ぶ講座が松本市で開かれました。
市内の公民館で行われた講座には市民4人が参加し、県環境保全研究所の高野宏平(たかの・こうへい)さんから、繁殖力が強い外来植物の特徴や、効果的な駆除方法を学びました。

その後、公民館近くを流れる女鳥羽川(めとばがわ)の河川敷で、特定外来生物の「オオキンケイギク」の駆除を体験しました。

「オオキンケイギク」は、鮮やかな花が特徴ですが、繁殖力が強く在来植物の生育場所を奪ってしまうなど生態系に大きな影響を及ぼします。

■参加者
「作業をやるだけじゃなくて目的と効果、モチベーションをはっきりさせていかなければいけないということが勉強になった」

■県環境保全研究所・高野宏平さん 「目的は信州の貴重な自然を取り戻すことなので、地域でどういう自然を取り戻したいか考えた上でやっていただきたい」
地域で継続して駆除活動を行うためには、作業した場所や駆除した量など記録を残していくことが大事だということです。














