大手タレント事務所に絡む未成年者の性被害問題や、性行為に同意したとみなされる年齢を引き上げようという法律改正の審議など、「性」にまつわるニュースを多く目にします。
そんな中見直されているのが「性教育」の重要性です。
これまで避けてきがちだった「性」に関する話をオープンにし、子どもに正しい知識を身に着けるてもらおうという「新しい性教育」を取材しました。
長野市の大型書店。
いま、取り扱いが増えている本があります。

並べられているのは、主に子ども向けに書かれた性教育の本です。
こちらの書店では、10冊以上を取り揃えていて、今年に入り、売れ行きが伸びているといいます。

小学校に上がる前から読める絵本から、マンガやイラストが多く読みやすいもの、更には、パンが指南役を務めるちょっと変わった本まで。
新刊も相次いでいます。
一方・・・
■勉強会の講師 中村智子さん
「赤ちゃんはどこから出てくる?なんてズバッって聞かれるとダジダジってなって思わず緊張の糸がピンってなったりして…子どもはわかるから」
4月、長野市で行われたのは「おうち性教育、はじめの一歩」と題された勉強会。

家庭での性教育の在り方を考えようと、長野の子ども白書編集委員会が企画し、親子連れなど25人が参加しました。