岐阜県多治見市出身で、ボクシング元世界3階級王者の田中恒成選手が、世界4階級制覇に向けて準備万端です。


21日、WBC世界スーパーフライ級13位、コロンビアのパブロ・カリージョ選手と対戦した、元世界3階級王者の田中恒成選手は試合序盤から、ワンツーやボディーへのパンチなど、巧みな攻撃で、終始相手を圧倒します。


しかし、ここまで38戦でノックアウト負けがないという、タフな相手を倒すことができません。


判定での決着かと思われた、最終10ラウンド終盤、カウンターパンチで田中選手がダウンを奪うと、ここでレフリーが試合をストップ。テクニカルノックアウトで勝利を飾りました。


(田中恒成選手)
「きょうこのリングでも、進化を自分の中で感じられたので、この感じた成果を今度はみなさんに、世界チャンピオンという結果として、必ず今年中に見せたいと思います」


3年前、4階級制覇に失敗してからは、4戦全勝の田中選手。
条件が整えば、年内にも世界4階級制覇のタイトルマッチが実現しそうです。