21日に閉幕したG7広島サミットにウクライナのゼレンスキー大統領が参加したことを受けて高森町(たかもりまち)に避難している元兵士の男性は、戦争終結に向けた各国の支援への期待を述べました。
20日に来日したウクライナのゼレンスキー大統領は、各国首脳との討議の後、21日午後には広島市の平和記念公園を訪れ原爆資料館を見学しました。
大統領のG7参加をうけて高森町に避難している元ウクライナ兵のイゴール・ユカリチュクさんは、「各国がロシアに圧力をかけ戦争を終わらせることを期待している。日本は戦争が終わったら街の復興のために経済的な支援をお願いしたい」と述べました。
また、イゴールさんは近々原爆資料館を訪れる予定だとし「核兵器が絶対に使われないことを願っている」と語りました。