農作業の負担軽減につなげようと開発されたのは、「一輪車」を電動化できる製品。
19日、東御市で体験会が開かれました。
ホームセンターで体験会が開かれたのは、一輪車を電動化できるキットです。
セットになっているのはタイヤとバッテリー、そしてスピードを調整するためのアクセルレバーとブレーキ。

キットの取り付けにかかる時間は30分から1時間ほどで、一輪車にもともとついているタイヤと交換すれば電動化の完了です。

■担当者 「タイヤの真ん中にモーターがついていて、このレバーを引くことでモーターが回ります」
キットを開発したのは、ロボットなどを製造・開発する東京のCuboRex(きゅーぼれっくす)です。

■CuboRex開発担当 藤原優希さん
「もともと創業者がみかん農家でアルバイトをしていて、急な坂道とかデコボコの環境で少しでも楽にものを運べるように移動することが楽にできないかと」
県内の農業従事者のうち高齢者の割合は73・5%と全国平均を上回っていて、会社では農家の負担軽減につながればと長野県で体験会を開きました。
キットの電動化で運べる重さの上限は100キロ。
坂道も20度から30度の傾斜まで対応できるパワーがあるといいます。

■花き農家 「畑とかなんとかで平らになってないようなところ具合いいんじゃない」
体験会は21日まで行われ、6月には中野市でも開かれるということです。














