来年春の入学に向けたランドセル商戦 “ラン活” が早くもスタート。従来の枠を超えたリュックタイプのものも増えています。今シーズンの傾向や注目ポイントを取材しました。

大分市のイオンパークプレイス大分店では、来年春入学の新1年生に向けたランドセルコーナーが設けられ、子どもたちが6年間の相棒を探しています。

かつてランドセルといえば定番は「赤か黒」。年が明けてから店頭に並び、入学直前の2月や3月が商戦のピークでしたが、今は様変わりしています。

大分市内のデパート

(イオン九州 キッズ商品部・筒井康司さん)「3月から次の年の商戦はスタートしている。どうしても1回では決められないっていう言い方は変ですけど、ネットでまず情報を仕入れてから我々のお店で実際に見るっていうのが増えてきている」

「ラン活」という言葉もあるようにランドセル選びの熱が高まる中、イオンパークプレイス大分店では入学の1年以上前の3月から売り場を展開。色や形のバリエーション豊かに、350種類もの商品を取り扱っています。今シーズンはグレーやベージュがかった「くすみカラー」が目立ち、大人にも人気のブランドからも発売されています。

これだけ種類がある中で、何をポイントに選ぶ人が多いのでしょうか。

(イオン九州 キッズ商品部・筒井康司さん)「まず、ランドセルは軽い方がいいという傾向になっているので、選ばれる基準としては軽いかっていう部分ですね。この辺りは980グラムという形になるので1000グラムを切っている」

通常1100グラムから1200グラムが主流の中で、1000グラム未満のタイプも増えてきています。

軽量化の背景には荷物が重いという問題がー。