今年で発生から5年が経つ西日本豪雨の被災者向けに県が貸し出していた「みなし仮設住宅」について、入居している全ての世帯が住まいを確保できる見通しが立ったことがわかりました。岡山県がきょう(19日)の定例会見で明らかにしたものです。

建設型を含む仮設住宅には、最も多い時には約9000人が暮らしていてましたが、先月(4月)末時点で「みなし仮設住宅」に住むのは4世帯10人となっていました。10人は、7月5日の入居期限までに退去するということです。

(伊原木隆太 岡山県知事)「最後のお一人になるまで、きちんと生活再建をお支えすると。長かったけれども、ひとつみんなで協力したおかげで、すべてではないが大きな山を越えた」