全国各地で記録的な暑さとなった18日。こうした中、大切なのが熱中症対策です。「日陰マップ」や「無料給水スポット」を探せるアプリの活用術をお伝えします。

市役所や図書館で「熱中症予防シェルター」

齋藤慎太郎キャスター:
厳しい暑さで大切なのは熱中症対策だと思います。こんな取り組みをしている自治体があります。18日も猛暑日だった、群馬県伊勢崎市ですが、「熱中症予防シェルター」を設置しているんです。この施設は熱中症予防の一時的な休憩所として、冷房を備えた公共施設61か所を開放しています。

主に、市役所や図書館、児童館などに、ポスターが貼ってあります。自動販売機があるので、水分補給をしながら、ちょっと涼んで一休みができます。

日陰を歩ける“アプリ” リアルタイム表示も

他にもアプリで日陰を探せます。「ALKOO by NAVITIME」というアプリです。日陰マップ機能があり、日に当たりたくないという方におすすめです。太陽の高さ、建物の高さなどから日陰の部分を計算し、地図上で日陰をリアルタイムで表示してくれるというものになります。

例)東京・銀座の交差点
正午は太陽が真上になるので、日陰は少ない状態です。
午後2時の場合、日が傾いて地図上の建物の日陰も伸びて、日陰の部分が大きくなります。

さらに午後4時には西日になるので、建物の日陰の部分がさらに大きくなります。リアルタイムで日陰を示してくれますので、日陰を探しながら歩くことができるというものです。