子どもにとって、そしてもしかしたら大人も、わくわくするもののひとつが「ツリーハウス」です。
須坂市のとある場所にもあるということで、訪ねてみました。
ハンモック遊びに・・・
たき火も。

楽しさいっぱいのこの場所で、子どもたちの一番のお気に入りはツリーハウスです。
■子どもたち
「(この場所好きな人)はーい」 「おしゃれで秘密基地っぽい」
ツリーハウスがあるのは須坂市の八田(はった)建設の敷地。
来たらあいさつをするなどのルールを守れば、自由に遊ぶことができます。
八田芳美(はったよしみ)社長が地域の子どもたちのためにツリーハウスをと思い立ったのは6年ほど前。
しかし、住宅街に大きな立木はありません、

■八田芳美社長
「柱でも立てれば、という意見がポンと来たときにこれものすごいヒントかなと思って。丸太を立てることによってその上に建築の技術を応用して小屋を組んでみる。これでやれるなと思いまして」
直径35センチの丸太をたて地上から2メートル30センチほどの高さに県産材で小屋を作りました。

2畳ほどの面積や天井の低さも「秘密基地」を意識して設計してあります。
この方法だと、立木がなくてもツリーハウスができるとあって、すでに県内の他の場所でも導入されています。
完成から3年になるツリーハウスの周囲にはイルミネーションもめぐらせて、地域のシンボルになりつつあります。
新型コロナの影響も落ち着き、子どもたちも気軽に集まることができるようになりました。

■子どもたち
「なんかゆったりできていい」
会社では県産材を使ったホールも地域に開放。
遊びに夢中な子どもたちですが、机を出して、宿題をするときもあるそうです。
■八田芳美社長
「子どもたちは真剣に遊んでほしい。真剣に育ってほしいと思ってますね。そんな役割ができたらといまは思っています」

八田さんはこの場所が子どもたちの育ちを見守る拠点になればと願っています。














