中野市産のシャクヤクが出荷の最盛期を迎えています。

鮮度を保ったまま首都圏へ届けるため、花が積み込まれたのは、新幹線です。


JR長野駅に運び込まれたのは、中野市産のシャクヤク。

首都圏の生花店で開かれる即売会に合わせて1000本を出荷しますが…

「ガラガラ」

花を乗せた台車が進む先は新幹線の改札口です。

JA全農長野によりますと、長野県はシャクヤクの生産量が全国トップ。

現時点ではまだつぼみの状態ですが、あと2、3日すると花びらが開いてくるということです。

開花の様子を首都圏でも楽しんでもらおうと、新幹線で運ぶJRの輸送サービスを利用しました。

■JA全農長野北信事業所 長田恒(おさだ・こお)さん
「新幹線で送ることで鮮度が保たれる。出荷したその日にお店で販売してもらうことでより良い品質のものをお客様に楽しんでもらえると思っている」

午前9時半前に長野駅を出発した新幹線は、およそ1時間半で東京駅に到着し、午後、シャクヤクが店頭に並びました。