アメリカのバイデン大統領は、G7広島サミットに出発する前に演説し、野党との協議が続く「政府の債務」の上限の問題に関連して「アメリカ国債がデフォルトに陥ることはない」と改めて強調しました。
バイデン大統領は17日、G7広島サミットへの出発を前に、野党との協議が続く政府の「債務の上限」の引き上げについて演説しました。
バイデン大統領
「アメリカは借金を踏み倒す国ではありません。これまで、これからもデフォルトには陥りません」
アメリカでは、議会が「債務の上限」の引き上げなどの対策で合意できなければ、6月1日にも国債が債務不履行=デフォルトに陥るおそれが指摘されていますが、バイデン大統領は「デフォルトにはならない」と改めて強調しました。
バイデン氏はこの問題に対応するため、G7広島サミットへの出席後に予定していたオーストラリアなどへの訪問を取りやめていて、21日に帰国し、その後、野党側とできるだけ早く合意したい考えです。
一方、野党・共和党のマッカーシー下院議長は記者会見で「協議にかけられる時間が短い」と指摘したうえで、デフォルトのおそれが迫っているのはこれまで野党との協議に応じてこなかったバイデン政権の責任だと強調しています。
注目の記事
「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】

【Snow Man】ドームツアーが札幌で開幕 2日間で10万人集結 “セトリ”や衣装は?「野宿」「ネットカフェ」で推し活する遠征ファンも

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









