まもなくはじまるG7広島サミットですが、警備態勢は最大で2万4000人とされていて、“過去最大”の規模となる見込みです。

ただ、メイン会場がある「宇品島」について、専門家は「島だから安全とは言い切れない」と話します。一体、どういうことなのか。解説します。

厳戒警備 “過去最大”規模の2万4000人

南波雅俊キャスター:
まもなく始まるG7サミットについてお伝えしていきます。警備を中心に見ていきますが、開催期間は5月19日~21日の3日間行われます。岸田総理は「平和記念公園」で各国の首脳を出迎えることになっています。

参加するのは、G7各国の首脳やEUのミシェル大統領などに加えて、ウクライナ侵攻に対して中間的な立場をとっている“グローバルサウス”と言われる国々の代表格でもあるインドやブラジルの首脳なども招待国として参加していくことになります。

今回、注目されているのは警備態勢です。伊勢志摩サミットのときを上回る警備態勢は、これまでで最大規模の2万4000人とされています。というのも、4月に岸田総理に爆発物が投げ込まれるという事件がありました。これによって、当初の想定よりも増員したということです。