長野県内の新型コロナウイルスの患者の数が、5類に移行してから初めて発表されました。
1医療機関当たり3.65人で、先週とほぼ横ばいでした。
5類への移行を受け、県は新型コロナの感染状況について、これまでの全数把握からインフルエンザと同じ県内88医療機関での1週間ごとの定点把握に変更しました。
それによりますと、14日までの1週間に報告があった患者の数は1医療機関あたり3.65人で、厚生労働省が算出した先週の参考値と比べ、ほぼ横ばいでした。
保健所別では、北信で10.40人と最も多く、次いで上田の6.38人、松本市の4.60人などとなっています。
年齢別にみると、20代と40代の割合が多くなっていて、県では大型連休中に動きのあった年代で増えている可能性もあるとしています。
入院している人は16日の午前0時現在で109人で、うち重症が4人、中等症が11人です。
県では、患者の数の把握の方法は変わったものの、ほぼ横ばいで推移しているとしています。