ジャニー喜多川氏からの“性被害”を訴えている元ジャニーズJr.の2人。立憲民主党のヒアリングで国会を訪れ、「被害者が今後生まれないための法整備を強く願う」などと訴えました。また、保護者しか対象とならない児童虐待防止法の改正などについても議論が交わされました。

事務所側 被害者に謝罪も事実認定は避ける

5月16日正午前、国会に到着した元ジャニーズJr.で俳優の橋田康さんは、決意を新たにしていました。

元ジャニーズJr. 橋田康さん(37)
「精一杯、これから同じような被害の方が生まれないように、努めていけたらなと思っております」

同じ性被害を訴えてきた、元ジャニーズJr.の2人が揃って国会の場に姿を見せました。

ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子 社長
「創業者ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏から性被害を受けた、と元ジャニーズJr.の男性らが相次いで告発している問題。
ジャニーズ事務所は、5月14日夜に公表した動画と文書で、被害者らに謝罪。“性加害について知らなかった”とした上で、被害があったかどうかについての事実認定は避けました。