竹害を解決するための取り組み…
中川環アナウンサー:「ここから整備しようと思う人はいますか?」
水林憲一さん:「ほとんどいないね。大変、大変です」
この「竹害」を解決しようと、富山県上市町で道の駅などを運営するティー・ツリー・コミュニケーションズがちょっと変わった取り組みをはじめています。使うのはタケノコから竹に変わりつつある「幼竹」です。地表から150センチほど伸びていました。

硬くなりすぎて、タケノコとしての利用価値は無くこれまでは、切っても廃棄するしかありませんでした。そんな厄介者をある食べ物に変えようというのです。それが…。
ティー・ツリー・コミュニケーションズ
茶木 勝 社長:「日本らしい、富山県らしい、自分たちの好みの味で、また新たなメンマを作っていこうという取り組みですね」
そもそもメンマは、1メートルほど伸びた竹を使って作られているため、「幼竹」の再利用にはぴったり。ただ、通常のメンマは、麻竹という種類の竹を使って、作りますが、この山で自生しているのは孟宗竹という種類。孟宗竹がメンマになるのでしょうか。