長野市で15日朝、水道管が破裂し、松代地区の970世帯余りで水が濁るなどの影響が出ました。

老朽化で破裂したとみられています。

■小口記者
「こちらの地中を通る水道管が破裂したということです。周辺はこのように水浸しとなっています」

破裂したのは長野市松代町柴(しば)の水道管で、15日午前6時ごろ、周辺の住民から「水道水が濁っている」と市に連絡がありました。

市が調べたところ、水道管が破裂していて、現場では新しいパイプと交換するなどの復旧作業が行われました。

この影響で、松代地区の柴(しば)、小島田(おしまだ)、牧島(まきしま)、大室(おおむろ)の合わせて973世帯で水が濁り、市は午前9時から牧島公民館など3か所に給水車を配置して対応しました。


■住民
「朝お風呂を入れるんですけど、6時すぎには入れるかなと思って確認しに行ったら、すごいんですよ。茶色くちょっと濁っていて、(濁りが特徴の)松代温泉のお湯みたいな感じでおかしいなと思って」

こちらは午前5時半ごろ、お風呂に貯めたという水です。

うっすらと茶色く濁っている様子が確認できました。

復旧が進んだ正午すぎに注いだ水と比べると、違いがわかります。

■住民
「(水道を出し始めた)最初はわからないんですけど洗面器に貯めると薄く茶色く濁って下の方に沈殿していた」                      「今日中に復旧するといいなと思います」

市によりますと水の濁りは午後3時ごろに解消されたということで、水道管の老朽化で破裂したとみられています。