「ChatGPT」などAI技術をめぐって、およそ9割のクリエイターが懸念を示していることが、民間団体の調査で分かりました。

芸術家らを中心に作る民間団体がAIによる創作活動や権利保護に関して、クリエイターおよそ2万5000人にアンケート調査をした結果、およそ94パーセントが「AIによる権利侵害などの弊害に不安がある」と懸念を示していることが分かりました。

調査では、「イラストをAIで盗作され、海外のサイトにばらまかれている」「公開している音声を勝手にAIでボイスチェンジャー用モデルとして販売された」など、すでに権利が侵害されているケースがあるとの報告が寄せられました。

団体はAIが作りだしたものの、元データの開示の義務化や対価を還元する仕組みを作るよう、規制を求めていくとしています。